今年もこの季節がやって参りました。16SHOTSは7月15日をもって、11周年を迎えます。Wii、PS3が発売された2006年から、思えば遠くに来てしまいましたが、相変わらずゲームをやり続けていきたいと思います。
さて、周年のお祝いイベントといえば東京ゲー大。これまでライブやトークなどいろいろな形で提供して参りましたが、今回はトークイベント+DJイベントです。興味がある方だけご参加ください。通しだと500円だけですがお安くできます!
毎度お若い方には申し訳ない内容ですみません!
今回は高田馬場ゲーセンミカドさん(ミカドさんもうちとほぼ同じ時期の2006年8月オープンです)と共催で、ミカドさんの大将、イケダミノロック氏を聞き手にお迎えしつつ、「あなたの知らない世界」ということで、ゲーム百物語(といっても、3つしかお話しませんけど!)を披露していきます。ああ、怖い怖い。
bar 16SHOTS & 高田馬場ゲーセンミカド 11周年 イベント 東京ゲー大2017 ゲーム百物語
日時:2017年7月29日(土曜日) 18:30開場 19:30開演
場所:東京都新宿区 ネイキッドロフト http://www.loft-prj.co.jp/schedule/naked/69246
出演:イケダミノロック(高田馬場ゲーセンミカド)、安部理一郎(bar 16SHOTS)、山口義英(東京工芸大学 芸術学部 ゲーム学科)、大野善寛(元サイトロン・デジタルコンテンツ代表取締役社長)
前売りチケットのお求めは全国のローソンにあるLoppi端末にて、Lコード:32829 です!
1時限目 北関東のホテルにガンマンの霊を見た! ~ かつてわれわれがお子様だったころ、リゾートホテルに行けば、ところ狭しとゲーム機が置かれていたあの光景。今考えると、80年代半ばでそれってリリースから10年未満の台を置いてあるわけで、別に懐かしいものを集めたわけではないのだけれども、不思議とノスタルジーを感じますし、その亡霊に取り憑かれた我々は、30年経った今でも、そういう場所がないか探してしまうわけです。
もはや天然物のそういったホテルはホテルごと絶滅しかかっているようではありますが、天然物がなければ養殖物を食べればいいじゃない、ということで、最近は人の手が入ったそういう施設があるとか、ないとか……というわけで、この目で確認して参りました。そのレポートです。
2時限目 東京に沈みゆく没ゲーたちの声 ~ アーケードゲームが花盛りだったころ、毎月毎月星の数ほど生み出されてきた新作たち。新作ゲームといえども、いきなりゲーセンにドロップされるわけではありません。いまでは形骸化して、単語だけ残ってしまっていますが、「ロケテスト」、つまり、こっそりゲームセンターに置いてみて、なにも知らないお客さんの反応を見て、そのゲームの未来を占う……。そんな調査がたびたび行われてきました。
このロケテストで結果が振るわなかったゲームや、何らか別の事情があって、日の目を見なかったゲームというものが存在します。2時限目はそんな没ゲーをひたすら記録し続けた男による、没ゲークロニクルです。さて、ホントにそんなゲーム、あったのかしら……?
3時限目 サイトロン・レーベル繁盛記 ~ ゲームミュージックの歴史に燦然とその名を刻むレーベル、サイトロン。古くはアルファ・レコードによる『ビデオ・ゲーム・ミュージック』から始まるゲームミュージックの歴史は、サイトロンによって広められたといってよいでしょう。サイトロンは残念ながら2006年にその歴史を終えてしまいます。
アルバム単体については語られることが多いゲームミュージックの歴史ですが、元サイトロン・デジタルコンテンツ代表取締役社長の大野善寛さんをゲストにお迎えして、一歩引いた視点で語っていただきます。
このイベント終了後は、16SHOTSにて朝まで飲み放題のDJイベントを開催します。よろしければ、そちらも!